2018年07月27日

静寂での再会

大好きなお母様を亡くされた、とても仲のいい兄妹がいらっしゃる。戒名を授けて頂きたいというのがご縁だった。三年前のお盆からのご縁だが、とても端正なお仏壇を準備され、仏前の飾り付けもとても心がこもっているのが印象的だった。

まるまる三年経って、「お心いかがですか」とお聞きしても、お二人とも涙を流されて、生きる気力が湧かないと毎年のように仰る。お母様は未生流の生け花を嗜まれ、教育者でいらしたようだが、もう会うことができないという想いが強くずっと悲しみの中にいらっしゃるようだった。
これまでも年に一二回の法要の度に、この肉体だけがすべてではないということや静寂のなかで再会できることなどはお伝えしてきたが、そうすぐに実感できるものではない。
毎回過分と思えるほどのお布施を包んでくださり、メロンやスイカなどのお供え物をたくさん頂くのだが、以前からお勧めしていた茶道の手始めと思い抹茶のセットをお送りした。

手紙文中の「バックミラーばかりを見て…」というのは、バックミラーばかりを見てハンドルを握らないで、バックミラーを持って運転するようなことを私たちはしがちだという私の話へのご返答だ。

お茶の静寂の中で、お母様とご一緒されることを願ってやまない。

F7CC2181-A4ED-405F-B34D-4207956AB8B7-thumbnail2.jpeg
posted by Shukai at 18:42| 東京 ☁| Comment(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。