2015年07月19日

お盆

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「お盆」は、サンスクリット語(梵語)の उल्लम्बन( ullambana)が中国で漢字に音写されて「盂蘭盆会」となったのが語源である。

東京の7月のお盆というのは、周辺他県から住み込みで働いている人たちが、8月のお盆には帰省してほとんど人がいなくなるので、東京だけ7月に行うようになったからだ。

盂蘭盆会(ullambana)の原意は「倒懸(トウケン)」と意訳されている。倒立の「倒」と懸垂「懸」で、「逆さ吊り」の状態を意味する。
釈尊の弟子、目蓮の母が死後、地獄に堕ちて逆さ吊りの状態で苦しんでいたのを救ったということが伝えられているが、これは中国で作られた偽経である。

経本の真贋はともかくとして、「倒懸」の真意は、本来大切にすべきことを忘れて、そうではない目に見えるもの手に触れられるものばかりを大切にしているという点にあるのではないだろうか。

私たちは自分のこのからだを「私」であると感違いしている。このからだは、確かに私のからだではあるが、私ではないのだ。例えば、私の手にあるこの扇子は、私の扇子ではあるが、私ではない。私はこの扇子を、ここに置いてこの部屋を立ち去るように、私たちはこの私のからだをここに置いていつかこの世界を立ち去るのである。

このように、本来いちばん大切なことを、いまいちど思い出すために、日常を脇に置いた儀式が重要となるのだ。

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posted by Shukai at 10:55| 東京 ☀| Comment(0) | 祈り・儀式・佛教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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