2014年07月12日

「墓地を生物保護区に!」森林ジャーナリスト田中淳夫氏

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 田中淳夫さんという森林ジャーナリストからメールを頂いた。森になるのHPを見て、考えがとても近いと思うのでいつかお会いしましょうとのことだった。

 彼の記事をみつけたので紹介したい。この記事に、まったく手入れの必要のない宮脇博士の「潜在自然植生」による植栽法と、死後に何も残す必要はないという人たちの意向も反映されるとほぼ完成形に近づくのではないだろうか。

⇒「墓地を生物保護区に! 死後に名を残す森づくり

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京都の桓武天皇陵。照葉樹が生い茂り、長く原生状態を保たれている。


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2014年07月06日

アムステルダム報告

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 世界50カ国から1,000人の人々が集まり、2014年7月1日から7月4日の間「第7回ヨーロッパ・ポジティブ心理学会議2014(ECPP2014)」がアムステルダムで開催された。募集時点で800件のアブストラクトが寄せられ、約半数が審査を通過した。今年は、森になるの専門委員橋爪謙一郎がチェアマンを務め、理事の尾崎真奈美と私河野秀海が参加した。
 会場はアムステルダム・セントラルステーションからほど近いMaison Van Denboer。1908年からの歴史を感じる建物のホールで、初日のオープニングは和太鼓の演奏で始まった。開会宣言に続き、バーバラ・フレデリィクソンが基調講演を行った。彼女はポジティブ感情の研究者で、ポジティブ心理学が台頭する以前からその分野の草分け的存在である。洗練された綺麗なスライドと、明快な話術の展開で聴衆はポジティブ感情の素晴らしさに引き込まれたようだった。

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 その中で、Loving-kindness Meditation とMindfulness Meditation の比較データが示され、LKMはポジティブ感情を大きくする効果が高く、MFMはほとんど効果がないという言及もされた。個人的な感想として、アメリカ的などこまでも右肩上がりの成果を最優先するあり方に大きな疑問を感じた。ベトナム戦争以降のニューエイジ・ムーブメントが志向した東洋的な世界観はマイノリティで、どこまでも勝ち続けるPower of America の志向がいまなお主流なのだと思わされた。Welcome reception 会場では本会議用のツイッターが表示されていたので、「#ecpp2014」タグをつけてポジティブ一辺倒のあり方に疑問を呈して私たちの発表を知らせた。何人かの参加者からのフォローがあり、お知らせもリツイートされた。
 
 2日目に到着した橋爪と打ち合わせをし、会場の下見を兼ねてリハーサルを行う。こぢんまりとした35名定員ほどのスペースだ。発表当日は開始1時間前に集合し、最終リハーサルをして発表に臨んだ。
 ほぼ満席になったころ、チェアマンの橋爪から全体の解説に続いて、311 に見る与える喜びの実例が報告された。311以降の岩手県の醤油メーカー八木澤商店の報告だ。映し出された津波の映像や、八木澤商店の人々の映像に聴衆は乗り出すように聞き入った。

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 続いて尾崎から、インクルーシブ・ポジティビティー与える喜びの心理学が、様々なデータや実例から報告され、ネガティビティを包み込んむスピリチュアルな成長に聴衆は大きくうなづいていた。どこまでも右肩上がりのポジティビティに早くから疑問を呈している尾崎のInclisive Psitivity は、英語論文集『The Joy of Giving』としてまとめられ出版されている。

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 最後に河野が「森になる」の概念を簡潔に説明し、ポジティブとネガティブは一枚のコインの両側面であるという捉え方に触れたのち 、LKM とチベットのTonglen(トンレン)瞑想を統合したイメージ呼吸法をリードした。椅子が足りないほどで床に座った人たちもあったが、ほとんどの参加者は瞑想やワークショップに慣れているようで、導入もたいへんスムーズだった。

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 Q&A では、ベルギーの実存カウンセリングの大家Dr. Mia Leijssen からは、与える喜びの心理学はもっと大勢に伝えるべきだとの意見が出され、8月に集まりがあるのでぜひ尾崎が来るようにとのオファーがあった。空港まで迎えに行き、1ユーロも使わせないので必ず来て欲しいという強い要望だった。

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Dr. Mia Leijssen


 終了後の名刺交換にも人々が並び、あちこちからシャッターが切られて、大成功のうちに終了することができた。支えてくださったたくさんの方々に、深い感謝の念が湧いてきた。

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【追記】
 発表の翌日、参加者から「宮沢賢治の言葉に感動して涙した」とツイートがあった。
 @allijeff: "I am not happy if the next person cries. All people being happy is my happiness." Miyazawa. Moved to tears in Symposium 27 #ECPP2014

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2014年05月26日

アムステルダム・英語リハーサルセッション

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 前回お贈りした「第7回ヨーロッパポジティブ心理学会議2014(ECPP2014)」リハーサルセッションを、当日さながら英語行います。

〇日時:2014年6月12日(木)19:30〜21:30
〇場所:麹町区民館「洋室D」
〇参加費:会場費頭割り(500円見当)

加えて、7月8日からパリで開催される「応用心理学会議(ICAP2014)」での尾崎真奈美による基調講演を下記の内容で行います(約50分)。

「持続可能な幸福を311PTGから探る:インクルーシブポジティビティ」

ICAP2014のテーマは、From crisis to sustainable well-being です。

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ICAP2014.jpg




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「森を感じる」ワークショップ開催延期のお知らせ

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5月31日(土)に予定していました第19回「森になるサロン・森を感じる」につきまして、大変申し訳ありませんが、開催を延期することにしました。

開催のご案内を徹底できなかったこともあり、参加希望者が少なく、予定していたプログラムが難しいため、延期とさせていただきました。

「森を感じる」をテーマに、8月以降に実施させていただきます。何卒よろしくお願い致します。
(小西喜朗・河野秀海)

 さらに内容を練り上げますので次回はどうぞご参加ください。


北の丸公園01.jpg
北の丸公園


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2014年04月28日

大月ロハス村お茶室開き

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 昨年だったか、インターネットで「森林ヨガセラピー」を商標登録申請しているというサイトに行き当たった。
 かつて1995年ころに開催していた、「清里樹林気功リトリート」のコンセプトにとても似ていたので共感を持っていた。そして先日、お茶の稽古終了後に黒川先生から、お茶のお弟子さんから茶室開きに呼ばれていて、「森になる」にも共通する場所なのでご一緒しませんかとお誘い頂いたのが森林ヨガセラピーをやっている「大月ロハス村」だったのだ。

 事故渋滞で少し遅れて到着した。大月市長をはじめ、すでに20名ほどの方が集まっていらっしゃって、お食事をいただくため国道20号線道向こうの「雲水舎」へと移動するところであった。「雲水舎」はお爺様が建てられた伝統的な日本家屋である。侘びた趣きのある立派な門をくぐると、端正な造りの雲水舎が迎えてくれた。旅館としての登録も済み、一日一組だけの利用に備えているという雲水舎の庭には、一戸建ての美しい風呂が設えられている。

 食事が終わり、予定のある何人かがお帰りになって、黒川先生のアートとしての茶道というお話をお聞きした。たいそう立派な無垢板のテーブルのあるダイニングの壁に躙り口が設えられ、その向こうに二畳間の茶室がある。主は二畳間を襖一枚で仕切られた炉の切ってある一畳間で茶を点てる。二畳間の小さな床の間には、茶室のお披露目にふさわしい「寿」のお軸がある。大振りの平棗、侘びた茶杓、備前火襷の水指が美しく並んで、二畳間で五人がお点前を戴いた。

 たくさんの方がいらしていたが、食事のときに隣り合わせた方とずいぶん懇意にお話する機会があった。お聞きすると、今年の8月に開催される「第38回生命情報科学シンポジウム」の受け入れをしてくださる方とわかり驚いた。小山芳久氏は、たくさんのご苦労な課題を乗り越えて増富温泉郷と「増富の湯」を盛り上げていらっしゃる方だ。この準備されていたご縁で、夏の学会が楽しみになった。

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リハーサルセッション報告

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 お知らせ期間が短かったにもかかわらず、当日は10名を超える方が来てくださり、リハーサルとしてはちょうどいい規模だった。
 シンポジウム・チェアマンの橋爪謙一郎よりシンポジウムの骨格説明があり、尾崎真奈美、橋爪謙一郎、河野秀海の順で発表をおこなった。

 尾崎からは、最新心理学の分野から「与える喜びの心理学」を表現するひとつとしての「森になる」が語られ、ネガティブを内包したポジティブがより大きな成長へと至るという報告がなされた。
 一般社団法人森になるのアドバイザリー・ボード(専門委員)で、グリーフケアを専門とする橋爪謙一郎からは、311の被害で全てを失った陸前高田の「八木澤商店」の報告があった。アラン・ウェルフェルトによる「グリーフの階層」を基に、悲しみからの復活のプロセスが説明されて、日本的な悲しみの捉え方との比較と今後の課題が示された。
 河野秀海からは、「私の幸せ/世界の幸せ」というサブタイトルで、二分された事柄の統合への道筋をイメージ呼吸法を取り入れながら、体験的な理解を促した。

 感想はこちら⇒感想

サロン1805.JPG


 リハーサルセッションの終了後、コメンテーター甲田烈氏より、山内得立による論理学的アプローチと、風土学からの視点が提示された。

サロン1801.JPG


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2014年04月25日

エッセイストやまもとふみこさんのこと

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 3月の半ばを過ぎたころのことである。ご遺族に通夜の控え室でお戒名のお話をしたあと、「森になる」をお伝えした。
 話も半ばのそのときに、その方は「姉夫婦がきっと大好きな話のなので、ちょっとお待ちください」と中座をし、交代でお姉さまご夫妻が見えられた。
 私より少し若いご夫婦で、ご主人様は映像のお仕事、奥様は毎日新聞にも連載している文筆家だということだった。

 帰宅してからネット検索でブログを拝見したが、軽妙な語り口で日常の様々から、親から子、子から孫へと引き継がれる日本の美しさが伝えられていた。
 プロの方に素人の本を差し上げるとは気恥ずかしい思いもしたが、すでに手遅れであった。

 その方が昨日ご本を二冊お送りくださった。『台所から子どもたちへ』、もう一冊は『暮らしと台所の歳時記
 かつて「革命は台所から」という言葉もあったが、著書を拝見して「平和は台所から」という想いが頭をよぎった。
 本に手紙が添えられていた。

「河野秀海さま。3月17-18と、父 山本雄一郎の葬儀の折、亡き父もわたくしどもも ともどもお導きいただきましたこと、心より感謝しております。誠にありがとうございました。
 二日にわたり賜りました、おはなしはいまも心にあり、これから歩んでゆこうとする道を静かに照らしています。この世でのことはこの世のこととし、一所懸命つとめよう。死ぬるその日まで、と思えるようになりました。それから『森になる』も拝読。

 かつて(2003年ごろ)岩手県一関市祥雲寺の樹木葬墓地に行き(自身の葬送について考えをまとめた上で)、実際に里山を歩いたというひとに、おはなしを聞きました。
 墓に入りたくない、できるなら(できないことはそののちわかりました)死後東京湾に身を沈めてもらい、魚たちに食べてもらえたら…
 などと考えていたわたしは、目の前が開けた思いのしたことです。

森になる、ということばのなんとすがすがしいこと。誤解をおそれず申すなら、「森になる、森になる」とスキップしている心持ちになりました。
さきに、この世でのことはこの世のこととして一所懸命に、としたためました。が、そこに未来のことがなかったら意味なきことになりますね。
未来とは、過日おおしえいただきました自らの子孫、血縁のつながりを超えたこの星の未来です。

やっとおたよりすることができました。
これから学びを深めてゆきたいと思います。
             やまもとふみこ

台所から子どもたちへ.jpg


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2014年04月21日

ヨーロッパポジティブ心理学会議2014発表リハーサルセッション

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「森になる」の基本コンセプトがさらに深まりつつあります。
それは、現在の人々の関心の変化や、気づきの段階と密接に関連しているからです。

森になるの底辺には、仏教的な慈悲の世界観もキリスト教的な愛の世界観も流れています。
ダライラマを代表とするチベット密教が、中国のチベット侵攻によって世界に知られたように、いま世界で起きていることが私たちの意識の変容をも促します。

今年7月に予定されている「ポジティブ心理学ヨーロッパ会議2014」での「森になるシンポジウム」発表は、東洋的世界観と西洋的世界観のさらなる融合点を示唆する内容となります。
そのリハーサルセッションを日本語で行いますので、ぜひお越し下さい。

◯日時:2014年4月26日(土)18:30-20:30
◯場所:麹町区民館「和室B」
◯参加費:千円
◯内容:「ポジティブ心理学実践としての森になる」日本語でのリハーサル
◯発表:橋爪謙一郎:尾崎真奈美:河野秀海(コメンテーター:甲田烈)
〇お申し込み:お申し込み
morininaru@gmail.com(お名前と連絡先をお送りください)

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ECPP 2014 Amsterdam

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2014年04月18日

樹木型霊園レポート:横浜メモリアルグリーン

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 横浜市が樹木葬霊園を計画しているというニュースに触れたのは、数年前目にした論文だった。
 昨日、一周忌のご依頼があり、訪問する機会があった。

 ドリームランドの跡地を中古車のガリバーが買い取ったらしいが、道路の便がよくなく、その後横浜市が取得した土地らしい。とても開けた土地で、周囲には野球場や公園が広々と配置されている。

 大きな門こそないが、池にかかった橋を渡る霊園への入り口は、アメリカ中部時代のセメタリーの雰囲気がある。アメリカでは開拓時代、東海岸のグレーヴ(墓地)が人々の移動とともに中部のセメタリー(霊園)へと変遷を遂げた歴史があると耳にした。それぞれの思いを形にした墓碑や、死にまつわるポエムなどを鑑賞するため、休日にはおめかしして出掛けたという。その様子はディズニーランドに向かう現在の様子にとてもよく似ている。そういう意味では、ドリームランド跡地というのはふさわしいロケーションなのかもしれない。

 そう大きくない管理事務所の受け付けの奥に、ミーティングルームのような部屋が法要室として利用できるが、ロウソクやお焼香などの火気は一切禁じられている。火気厳禁は墓碑の前でも徹底しているのだが、それは周辺の地元住民との取り決めのようである。
 白鷺のいる池の橋を渡ると、石のメモリープレートが並ぶ墓地エリアがあり、その向こうにモニュメントが見える。メモリープレートはすべて規格のもので、石と銅板の二種類があり、35cm×45cmで遺骨を壺のまま収納するカロートの上に平らに置かれている。形態としては、アメリカの芝生霊園と酷似している。
 たくさんのバラの植え込みがあり、地元のローズボランティアの人たちの姿も多い。その先に直径3mくらいの円盤状の黒い石が斜めに設置され、そこに水が流れている。その手前に花束を置く箇所があり、遺族はそこに花を捧げる。その向こう側に小さな扉があり、遺骨を係員に手渡すと、遺骨はその地下に収納されるが遺族の入室は禁じられている。周辺は芝生が植えられ、欅、楠などのメモリアルツリーの植えられた3エリアがある。契約は30年で、墓碑のある墓地も更地となり、次の契約者の墓所となる。

 この霊園ではすべて骨壷のままの収納で、土に還るということはないが、全体としてとても明るい雰囲気だ。

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